ときどきある「直したら?」の飛び込み営業。
先日も来ました。
知らないお兄さんがピンポーン。
「お宅の瓦、
あそこんトコズレてるのは知ってますかぁ?
ボク、今、近所の家に作業にきてるんだけど
この道を通ったら、お宅の屋根が気になって。
あのズレてるところから雨水が入ってっちゃいますよ。急いで直したほうがいいですよ。」
「え?どこのこと?」と聞くと
スマホを取り出して、屋根をパシャリ。
で、その写真の一部を拡大して見せてくれて
「ほら、ここのところ」
まあ、確かに多少ズレてる。
でも、実は原因は分かってる。
数年前、2階のエアコンの室外機を取替える時、
電気屋サンがやらかしたコト。
屋根の素人の電気屋サンが壊し、適当に直したからだ。
「早く塞がないと、中で木が腐っちゃいますよ。
簡単な作業だから、2,000円くらいですぐにやりますよ。」
「あら、そう?じゃお願い」
なんて言うと思ってるのでしょうかね?
正直なところ、その業者がホントに親切心でアドバイスしてくれてるかどうか?なんてわからない話。どこの人なのかも知らないし。
美味しいカモにさせられる?なんて思いもよぎる…
というかほぼそう思ってる。
だから、その時の申し出は初めから断るつもりで聞いている。
でも、なんて断れば角が立たない?
そこが肝心。
最近、自分が使う手は…
「あぁ、そうなんだ〜。
素人には気づかなかった〜。
教えてくれてありがとございます。
でも、もし、家をイジるとしたら
親戚に大工をやってる人がいるんで、
その人に頼まないと怒られちゃうんですよ〜。
ごめんなさいね〜。」
すると、たいていは
「あ、そう」と去ってきます。
ホントに営業して、ちゃんと修理してくれる善良な業者サンだったのかもしれない。
でも、修理を引き受けて、あとから法外な修理費をぼったくる悪徳業者かもしれない疑いはどこまでも残る。
怖くてそう簡単に「そお?じゃお願い」なんて言えません。
この断り方、自分では結構ウマいと思ってるんだけど(笑)
でも…
その人が居なくなった後に、残るのは
「家の修理、やっぱ何とかせねば」という焦りの気持ち。
確かに我が家は徐々にあちこち傷んできてる…
屋根とか外壁とか。
気にはなってるんで。
いやぁな気分です。
さらに思うのは…
だから、格好の鴨になっちゃうんだろうな。
今回は断れたけど、いつか自分は呆けちゃって、
騙されちゃったりするのかな。
コメント
はじめまして、
すごく上手な断り方、そして2,000円という手頃な金額に乗らずにその場をしのぐ技、お見事です。尊敬しました。
口下手な自分ならどうするのか考えるだけでゾッとします。
その後、それが善意なのか悪意なのか気になることもよ〜く分かります。
もし確かめるとすると、その業者が作業している近所の家がどこなのかが分かれば、その家のひとに聞いてみるとかぐらいしかできないんでしょうね。
なかなか難しいですね。
お互い気をつけましょう。^ ^
Mr.yさん はじめまして。
コメント ありがとうございます。
飛び込み営業のかわし方、お褒めいただいて嬉しいです。
最初の頃は、ちゃんと断れなくて、再度訪問されたりしたことも。
なんとかしたいとひねり出した技であります。(笑)
中には善意の人もいるんでしょうね。申し訳ないとは思うけど、やっぱ用心しちゃいます。
親戚を登場させて断るのは、いろんなパターンで使えるかと。お試しあれ。