そしてガングリオンはいなくなった

健康
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思いがけず早々といなくなったガングリオンの話をします。
先日、ちらっと説明した右手中指の不具合の話。
→→身体の不調箇所がまた一つ…

ばね指が原因かと思っていたけど、もう少し違う部分にも問題発生してました。

中指つけ根の突起が大きくなってる

右手中指のつけ根、中指と薬指の間にコリコリしたものが。
軟骨が余分に枝分かれした?みたいなイメージ。
毎日気になるから触ってたら
毎日スクスク成長してるカンジ?

ある日はその関節の裏側(手の甲側)が赤く膨らんで痛かったり。でも、その日の終わりには治まったけど。

ずっと前からちょっとだけあったけど
最近大きくなってきたし
車の運転中、ハンドルを握るにも当たると痛いし…。

問診書にびっしり状況説明を

どこの整形外科もそうだと思うけど
自分が通う整形外科も毎日超混み。

医者の顔を見てから症状の説明を始めても、
そこからあれこれ対応してもらうのはムリ。
予め伝えておかないと!

受付で「新しい箇所が発症したんで…」と言って問診書用紙をもらい、
症状や疑問や不安な気持ちをびっしり書いた。

3時間待ちの呼び出し電話の後はすんなり

超混み混みのこの病院は「待ち時間3時間」は当たり前。
受付後、いったん帰って呼び出し電話をもらうことに。

買い物をして夕飯を作ってお風呂も済ませて。

夜7時半頃連絡をもらいました。

その時間の病院内は患者数も少なくてスムースです。
受付後5分くらいでレントゲン撮影に呼ばれ、
それが済むと「中待合で待って」と。
10分後くらいに診察に呼ばれ、いい流れでした。

中身が満タンのガングリオンはコリコリしてる

「これはガングリオンだね。
もしかしたら2個あるかも?」

医者が指先で私の手のひらを触りながら言いました。

「ガングリオンって言って
中にゼリー状のものが入ってるんだよ」と。

「え?だってこんなにコリコリ硬いですよね?」と聞くと

「パンパンに入ってってことだよ。
どうする?針刺してみる?
そんなに大変なことじゃないよ。
すぐに抜けることが多いですよ」

ばね指にも多少影響してる可能性もあるとのこと。

やってみようかな?…針刺すだけなら…。

※※※
ガングリオンとは?

ガングリオンはなかにゼリー状の物質の詰まった腫瘤です。
典型的なものは手関節背側(甲側)に生じるガングリオンです。これは手関節の関節包(関節を包むふくろ)に繋がっています。
その他のガングリオンのできやすい場所としては、手首の母指(親指)側の掌側の関節包やばね指の生じる指の付け根の掌側の腱鞘のあるところです。
             公益社団法人 日本整形外科学会のページからお借りしました※※※

 

針刺すだけ…だって痛いよぉ

隣の部屋へ行くと看護師サンが
「右手?じゃこっちを頭にしてここへ寝て」と。

「針刺すだけ」っていうから
ベッドに横になって、なんて想像してなかった。
少し戸惑ったけど、指示通り横になるとまもなく先生が…。

「まず超音波で見てみるね」
その画像を自分も見てた。
けどイマイチどこがどうなってって素人にはわかりにくいですね。

医者は
「ああ、やっぱり2つあるね。
1個が指の神経の真上だからね…
細心の注意でやるけど
もし指がピリッてしたらすぐ教えてね」

おっと…怖い話をされちゃった。

「針を刺すだけ」イコール「注射程度の痛み」

それなら痛がりの私でも耐えられる…
と思っていたけど…。

小心者臆病者の私です。
ワクチン注射ですら「針を刺す」トコロは直視できず
目を逸らすのが常。
今回もいざとなるとどこを見ていいのか
視線は天井?壁?をウロウロ。

「痛い~っ!痛いですっ」
思わず身体に力が入り動いてしまう。

医者は私の右肘下をがっしり押さえて手は動かない。

「あ~ちょっと痛いね~。
でももう少しだからね~」
「今、絞り出してるからね~」

「よーし、1個めはこれでできた。
あともう1つの方だね。
もう1回針刺すよ~」

「はぁ…
痛い~!痛い~!」

でも、最初に言われた
『もし指がピリッてしたらすぐ教えてね』がいちおう頭の中にある。
おかげで少々冷静になれているのかもしれない。
私としては何とか痛みを我慢しましたよ。

「よーし、これでガングリオンは小さくなった。
あと、中指の腱鞘炎治療の薬を入れるからね」

注射器で何かお薬を2種類入れてくれました。
指先までジワジワビリビリしてきました。

最後に大きな絆創膏を貼ってくれて終了でした。

そしてガングリオンはいなくなった

時間にして15分くらい?
医者が治療している時間は痛かったけど、
たった15分であの得体のしれないものが無くなった
その事実に少し驚きです。

治療後2時間程度で指先までの違和感も消えたし。

その日は水を触らないようにと。
でも、明朝からは大丈夫で普段と同じ生活で良いと。

病院に行く前はこんな治療をやるつもりはなく、
診察を受けてまずは今後の方針を決めて、
と思っていた。
このような外科的治療は全く想像していなかった。

もし明日も水を触ったらダメ、なんて言われたら
仕事できなかったかも?
手袋を2重にしてやればイイのかも?
でも、ずっと気にしてるの無理だな、とか
いろいろ心配しなきゃいけない。

だけど、一晩だけで明朝から普通でOKってすごい
楽ちんだ。

キズあと?わからないね。

明朝、絆創膏を剥がしてみた。
よーく見ると
穴(だったような点?)が2つあるかな?くらい。


で、昨日までポッコリしてたものが 無い!

すごいなぁ。
早く治療してもらって良かったんだ。
いつまでも迷ってないで
早く相談して
早く治療してもらって
こんなに早く何事もなかったようになるなんて!

毎日グリグリが気になって触ってたし
ハンドルに当って痛かったり
何か重いものを持つときも痛かったし
始終気にしてたけど
そんなのが必要無くなって…

快適です!

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